正しいシャンプー方法
看護師の藤山です。
みなさんシャンプーをされる際、どのようにされていますか?
ほとんどの方は手に平に500円玉くらいの大きさのシャンプーを乗せて手をこすり合わせてワンちゃんの体を洗われているのではないでしょうか?
このやり方で洗うと、たくさんのシャンプーが必要ですし泡のキメも荒いので皮膚になかなか浸透しません。
正しくは
1.温湯(38度以下)張った容器にシャンプーを必要量入をいれ、台所用のスポンジ(ネットがかぶさっているもの)を用いて泡立たせてください。
手のひらに泡を乗せて、裏返しにしても落ちないぐらいがキメの大きさもちょうどよいと言われています。
この方法ですと、シャンプーの必要量が少なくて済みますし、高額なシャンプーも節約できます。
2.ワンちゃんの体をよく濡らします。(38度以下の温湯)熱すぎると皮脂が飛んでしまいます。
3.体に泡をつけて洗いましょう。
事前に用意した泡を、全身にまんべんなく塗布し被毛にそって指の腹でもむこむ様に優しくマッサージして下さい。
必要に応じて、痒みや赤みがあるところ限定でシャンプーしてもらっても結構です。
汚れに応じて二度洗いすると効果的です。
薬用シャンプーの場合は5分程度おいてください。
必要な場合はリンスを使用して下さい。
4.体を十分にすすぎます。
シャンプーが残らないようによくすすいでください。
5.皮膚、被毛を乾かします。
水気をふき取ってから、乾いたタオルでよくふき取ります。
ドライヤーを使用する場合は皮膚を熱しすぎないようにしてください。
じめじめ、熱くなってくる時期はワンちゃんに皮膚病が多発します。
症状に応じたシャンプーを正しく使っていただくと、皮膚病の発症も抑えられますし、症状の改善も認められます。
正しいスキンケアシャンプーで清潔な皮膚、被毛を保ってあげてくださいね。